グローバル・バリューチェーンとアフターコロナにおける商社の役割

日本貿易会 市場委員会は、国際通商の現場において米中貿易摩擦の長期化と新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大への対応が模索される中、2020年9月に、戸堂康之氏(早稲田大学 政治経済学術院 教授)と共同で「グローバル・バリューチェーンとアフターコロナにおける商社の役割」を検討するためのワーキンググループ(WG)を設置しました。

WGは半年間にわたる共同研究の成果をディスカッション・ペーパーとしてとりまとめ、2021年3月に公表しました。本ディスカッション・ペーパーでは、商社ビジネスの現状を各社事例と共に紹介し、アフターコロナにおいて商社および日本貿易会が果たすべき役割について提言を行っています。

国際社会はワクチン接種の進展に伴い徐々に社会経済活動を再開しつつありますが、新型コロナウイルスは感染力の強い変異株が新たに見つかるなど完全に収束する兆しはなく、ウィズコロナの状況が続いています。

こうした状況を踏まえ、今号の特集では、WG参加委員による座談会や会員企業の取り組みを紹介するコラム、専門家からの寄稿を通じて、ウィズコロナ・アフターコロナにおける商社の役割とは何かを考えます。

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