2021年5月号(No.797)
日本貿易会は2021年1月に浜松町から霞が関に移転しました。会員の皆さまとご一緒する場・空間について会員ファーストの視点で、徹底的に考え抜いた「業界の課題解決のための最適空間」を目指しました。前代未聞のコロナ禍でどのようにオフィスが活用されているのかご紹介します。
オフィスからリモートで2月17日に会長定例記者会見、3月30日にディスカッション・ペーパー「グローバル・バリューチェーンとアフターコロナにおける商社の役割」記者発表を行いました。密を避けるため、記者の方々には個々にZoomにアクセスしていただき、質疑応答も含め終始滞りなく取り進めることができました。
委員会等の会合はウェブのみでの開催が中心ですが、実開催とミックスしたハイブリッド形式で開催した会合もあります。安心して参加いただけるよう、検温、手指消毒、換気を徹底し、参加者の間に十分なソーシャルディスタンスを確保しかつアクリル板を設置しました。非接触型体温計、サーモグラフィー、二酸化炭素濃度計を常備するなど、引き続き安全快適な会合開催のための工夫を凝らしていきます。
ABWを意識した執務スペース、受付横の交流スペースは、来会された会員や当会職員の一層の交流を促す設計となっています。会員の皆さまと交流できる日常が一日も早く戻ることを願いつつ、今は出勤率を抑え、我慢の時期を乗り切る所存です。
月報1・2月号のJFTCニューズレターに移転までの過程を掲載しています。合わせてご覧ください。