商社若手人材の活躍


近年、ニートなどの若者の就労意欲が問われる一方で、新しいビジネスの開拓や商品の開発等における若い世代の活躍、また30代、40代の若手経営者の活躍等も報じられている。

本特集では、今後ますます深刻になるであろう少子高齢化の中、日本経済を支える貴重な労働力となる若手のパワーに焦点をあて、事業の成長、新しい事業の開拓に向けて、前向きに、粘り強く取り組む商社の若手の姿と、そのような活躍をいかにして引き出していくのかについて取り上げた。

初めに、商社事業会社の若手経営者から、会社を興すという経験から得られたもの、企業の今後の成長に対する思い等をご寄稿いただいた。次に、商社若手社員の声として、入社4年目の海外駐在員から、異文化における業務を通じて学んだものをご寄稿いただくとともに、また、事業や企業の成長とともに、日々の業務を通じて、自ら成長していこうとする、入社10年目くらいの営業パーソン、広報パーソンにインタビューを行い、今後の夢などを伺った。

一方、商社の人事総務部長より、若手社員を指導する管理職の視点から、商社で求められる人材像について、熱いメッセージをいただいた。さらに、意識調査に基づき、最近の新入社員の傾向について、また、若手社員向けサイトの運営を踏まえ、管理職、中堅社員の方々に向けて、最近の若手社員の特徴とその活かし方についてご寄稿いただいた。

企業、とりわけ商社にとって人材は重要な資産である。社員として、また商社事業会社の経営者として、国内外で活躍していこうとしている若手人材のパワーを十分に活用し、今後の成長につなげていただきたい。

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