九州特集-アジア経済圏と九州


東アジア共同体構想など、アジアにおける日本の役割、アジアと日本の連携を軸とする枠組みが注目されている。

特に九州は、経済発展が続く東アジアの中国、韓国に隣接し、歴史的にも交流が深く、アジアのゲートウェイとしての飛躍が期待されている。このような中、産学官が協力し、経済活性化に向けた取り組みの方策を示した「アジア一番圏構想」をはじめとして、九州が一体となった各種の取り組みが活発に行われている。

商社は、地方拠点体制を整理、縮小する等の効率化を推進しつつも、国内取引は依然として大きなポーションを占めており、重要な切り口である。商社は子会社の活用も含めて、総合力を活かした地域密着型ビジネスの展開に努めているが、一方地域活性化に向けて地場における商社への期待も強く、中長期的な取り組みが広がりつつある。

本特集は、アジアのゲートウェイとしての九州経済圏のポテンシャルへの理解、関心を高めるとともに、新たなビジネス創出をめざす商社への関心を高め、商社機能への理解を深めてもらうことを目的に、九州ビジネスに関わる九州産学界トップの方々にさまざまな切り口から語っていただいた。

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