30年後を見据えた、兼松の成長を支えるワークプレイス

新オフィスの特徴


受付の様子

新オフィスが入居するJPタワーは、2012年に丸の内の旧東京中央郵便局の跡地に建設された。地下4階から地上38階までの階数があり、低層部は商業施設「KITTE」、高層部はオフィスエリアとなっている。日本建築家協会優秀建築選や、日本建築学会作品選集等数々の受賞歴がある。兼松株式会社の本社は2022年11月に浜松町からこのJPタワーへ移転した。


受付


「豪州貿易兼松房治郎商店」時代の看板

出張者や来客への配慮もきめ細かく、キャリーケース用の設備が用意されているなど、機能性も両立されている。 受付付近には「豪州貿易兼松房治郎商店」時代の看板が当時の解説と共に展示されている。日豪貿易のパイオニアとしての歴史を感じさせる。


執務エリア


丸の内の街並みを望む執務エリア

執務エリアは「ABW(注)」の思想に基づき設計されており、「オフィスならでは」の価値を生むため、仕事内容に合わせて仕事する時間や場所を自由に選択できるようになっている。具体的には、インテリアの配置や設計など、社員同士の交流が生まれるような工夫が施されている。

 

注…Activity Based Workingの略。オランダ発祥の働き方で、職種や肩書ではなく、業務内容・活動内容本位で働き方や、オフィスについて考えることを指す。


内階段


内階段

新オフィスの工夫の一つとして、フロア間に内階段が設置されている。フロア間の移動を手軽にできるようにすることで、人の移動を活発化させ、また、この内階段の近くに執務スペースを設けることで、社員同士の出会いの機会も増えている。


社内カフェ『Café THE PERCH』


『Café THE PERCH』の様子

オフィス内のカフェ『Café THE PERCH』は、社内の交流の促進剤となっている。また、週に2回、アルコールが提供される「BarTime」が設けられており、仕事終わりに軽く飲む、懇親会等で利用されている。会長や社長が利用することもあり、若手との交流の機会にもなっている。


ライブラリー


ライブラリーの様子

会話・通話が禁止のライブラリーエリア。集中して業務に取り組みたい人に加えて、一般的な図書、新書・選書の他に、兼松の歴史や顧客に関する図書も置き、兼松の企業文化を育む場所としての性格も持つ。また、経営陣の推薦図書も置く予定。

30年後を見据えた、兼松の成長を支えるワークプレイス 誌面のダウンロードはこちら