2008年1月号(No.655)
世界経済はここ数年、5%程度の安定した成長を続けている。資源高の追い風も受けて、商社の業績は好調だが、2007年後半に入り、サブプライムローン問題が世界経済を揺るがせている。現在の世界経済には、米国経済の減速を新興国の成長が埋め合わせる、いわゆるデカップリング(切り離し)が起きているのだろうか。 本日は、2008年の内外政治経済情勢の注目点と中長期的な課題等をテーマとして取り上げたい。まずは、2007年を振り返ってみたい。
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