日本ASEAN友好協力50周年を記念したASEAN特集

Copyright© ASEAN-Japan Centre. 「ASEANPEDIA」より引用


東南アジア諸国連合(以下、ASEANと表記する)は、インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマーの全10ヵ国から構成される地域機構である。1967年に「バンコク宣言」によって結成され、当時はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5ヵ国が原加盟国だった。

その後、加盟国が順次拡大し現在の10ヵ国となった。2022年のASEANサミットでは東ティモールのASEAN加盟が原則承認され、今後は正式加盟へともろもろの手続きが進んでいくこととなっている。

2023年は日本ASEAN友好協力50周年ということで、「日本ASEAN友好協力50周年記念国際シンポジウム」が開催され、首相によるビデオメッセージも発出された。また、日本企業によるさまざまな記念事業も予定されている。

本特集では、ASEANと日本の関係の振り返りや、今後の展望、商社のビジネスなどについてスポットを当てた。商社関係者と有識者による寄稿では、関係者の方々に多大な協力をいただいた。

本特集がすでにASEAN地域に進出している企業の他、これから進出を検討している関係各位にとって、参考となれば幸いである。

ASEAN構成国

国名首都人口名目GDP(2022年)
インドネシアジャカルタ2億7,750万人1兆3,200億ドル
フィリピンマニラ1億1,730万人4,042億ドル
シンガポールシンガポール600万人4,668億ドル
マレーシアクアラルンプール3,430万人4,063億ドル
ブルネイバンダルスリブガワン50万人167億ドル
ベトナムハノイ9,890万人4,088億ドル
ラオスビエンチャン760万人157億ドル
カンボジアプノンペン1,690万人299億ドル
タイバンコク7,180万人4,953億ドル
ミャンマーネピドー5,460万人594億ドル

国連人口基金『世界人口白書2023』、The World Bank “World Bank national accounts data, and OECD National Accounts data files” より作成

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